・数値根拠
エコライフDAY2008チェックシート(夏)の二酸化炭素削減量積算
1 冷蔵庫の扉は、すぐ閉めた。(6g・1年で130円の節約)
開放時間を20秒間の場合と、10秒間の場合との比較。年間で電気6.1kWhの省エネになる(資料1)。また、電気1kWhを使用する際に排出される二酸化炭素量は、0.386kg(資料2から過去5年間の平均値を算出)であることから、
6.1kWh/年÷365日/年×0.386kg/kWh=6g
(年間節約金額 6.1kWh/年×21.04円/kWh=130円)
2 他の用事をするときは、テレビを消した。(42g・1年で840円の節約)
消費電力110Wのテレビを、1時間消す場合を考える。(小学生、中学生のテレビゲームの項目は、テレビゲームを2時間しないことにより2時間分のテレビ
の消費電力が削減されると仮定して計算)
110W×1時間×0.386kg/kWh=42g
(テレビゲームの場合 110w×2時間×0.386kg/kWh=85g)
(年間節約金額 0.11kWh/日×365日×21.04円/kWh=840円)
(テレビゲームの場合 年間節約金額 0.22kWh/日×365日×21.04円/kWh=1690円)
3 テレビなど家電製品は使わないときは、主電源を切ったりコンセントからプラグをぬいた。(79g・1年で1580円の節約)
家庭における待機電力消費308kwh/年のうち「省エネモード」、「主電源オフ」、「コンセント非接続(機能に支障のない機器)」により削減できるのは150kwh/年(資料3)。
この2分の1を削減できたと仮定する。
150kWh/年÷2÷365日/年×0.386kg/kWh=79g
(年間節約金額 150kWh/年÷2×21.04円/kWh=1580円)
4 部屋を出るときは、明かりを消した。(23g・1年で460円の節約)
60Wの照明を1時間消す場合で考える。
60Wh×0.386kg/kWh=23g
(年間節約金額 0.06kWh/日×365日×21.04円/kWh=460円)
5 冷房の設定温度を1度高く(28度)した。(104g・ひと夏で640円の節約)
エアコンの場合、冷房の設定温度を27度から28度にした場合1シーズンで30.24kWhの省エネ、冷房の運転期間112日(資料1)
30.24kW÷112日×0.386kg/kWh=104g
(1シーズン節約金額 30.24kWh/年×21.04円/kWh=640円)
6 家電製品を省エネタイプのものに買い換えた。(電球を電球型蛍光ランプに換えたり、省エネラベルの家電に買い換えるなど。チェックはここ1か月程度の期間で考えてください。89g・1年で1770円の節約)
54Wの白熱電球から12Wの電球型蛍光ランプに交換した場合で考える。
1時間当たりの省エネ効果42W(資料4)、1日5時間30分(年間で2000時間)使用するとすれば、
0.042kWh×5.5時間×0.386kg/kWh=89g
(節約金額 0.042kW×5.5時間×365日×21.04円/kWh=1770円)
7 お風呂はさめないうちに、みんなで続けて入った。(72g・1年で1640円の節約)
お風呂に続けて入る事により、追い焚きを1回減らす場合で考える。
2時間で湯温が1.5℃下がる場合の追い焚き分を1回減らすと、年間で都市ガス12.7m3の使用を、減らすことができる(資料5)。1m3の都市ガスを使用するときに排出される二酸化炭素量は、2.08kg(資料6)。
以上より、
12.7m3÷365日/年×2.08kg/m3=72g
(年間節約金額 12.7m3/日×129.17円/m3=1640円)
8 水やお湯を流しっぱなしにしないで、こまめにとめた。(77g・1年で2650円の節約)
シャワーをこまめに止め、1分間流す時間を短くした場合で考える。
この場合、都市ガスの使用量が減少することと、水の使用量が減少することを考える。
シャワーを1分間短くした事で減らせる都市ガスの量は、0.035m3(資料4)。
1m3の都市ガスを使用するときに排出される二酸化炭素量は、2.08kg(資料6)。
以上より、
0.035m3×2.08kg/m3=73g
シャワーを1分間短くしたことで減らせる水の量は、12?(シャワーの水量を12?/分と想定)
1?の水を使用するときに排出される二酸化炭素の量は、0.36s(資料10)
以上より
12?÷1000×0.36s/?=4g よって合計73g+4g=77g
(年間節約金額
0.035?/日×365日×129.17円/1?=1650円
0.012?/日×365日×228円/1?=1000円 よって合計1650円+1000円=2650円)
9 野菜などの食料品を近くの産地のものを買った。(185g)
埼玉県産のブロッコリーを買う場合を考える。
ブロッコリーを主な輸入先であるアメリカから輸送する際の二酸化炭素量は、ブロッコリー1房あたり185g。(資料7)
10 レジ袋は、もらわなかった。(50g)
1枚あたりの重さが6gのレジ袋を、1日に2枚もらわなかった場合で考える。(製造+廃棄)
レジ袋1kgの生産により排出される二酸化炭素量は1.512kg(資料8)、焼却のために排出される二酸化炭素量は2.69kg(資料6)であるから、レジ袋1g当たりでは、
1.51g+2.69g=4.2g/レジ袋1g
したがって
4.2g/レジ袋1g×6g/枚×2枚 = 50g
11 市町村のごみ出しルールにしたがって分けた。(ビン・カン・ペットボトルなど)(119g)
ビン・カン・ペットボトル・牛乳パックを、ごみにせずリサイクルした場合で考える。
下記それぞれの生産量等より、平成17年の日本の人口約1億2768万人から算出した1人1日あたりの推定平均消費本数は、次の通りである。
| 年間(t)※1 | 想定した重さ(g/個)※2 | 推定平均消費本数/日・人 | ||
| ガラスびん | 生産量 | 1,501,000 | 350 | 0.092 |
| スチール缶 | 生産量 | 868,000 | 30 | 0.621 |
| アルミ缶 | 消費量 | 302,000 | 25 | 0.259 |
| ペットボトル | 消費量 | 532,583 | 40 | 0.286 |
| 牛乳パック | 出荷量 | 192,000 | 33 | 0.125 |
※1資料9より(平成17年度データ) ※2資料10より
それぞれ1本あたりリサイクルする事によって減らせる二酸化炭素量は、びん:0.11kg、スチール缶:0.04kg、アルミ缶:0.17kg、ペットボトル:0.07kg、牛乳パック:0.16kg(資料10)。
以上から、
0.092本×0.11kg/本+0.621本×0.04kg/本+
0.259本×0.17kg/本+0.286本×0.07kg/本+0.125本×0.16kg/本 = 119g
12 エコ商品やリサイクル品を使った。(トイレットペーパーなど)(60g)
100%の古紙から出来たトイレットペーパーを、1日5回使用する場合で考える。
紙を廃棄することで1kg当たり1.61kgの二酸化炭素が排出される(資料11)ことから、再生紙を利用することでこの二酸化炭素量が削減されると考える。
古紙から出来たトイレットペーパーを、1回につき50cm(=7.5g)で、1日5回使用する事で減らせる二酸化炭素量を計算すると、
7.5g/回×5回×1.61g=60g
13 ぬれた手や汚れを拭くとき,ペーパータオルやティッシュペーパーを使わなかった。(11g)
ティッシュ1枚の重さは0.65g。手や汚れをティッシュで1日7回(トイレ等で4回、毎回の食事で1回ずつ)拭くのを止め、代わりにハンカチやぞうきんを使った場合を考える。この時、この分のごみを減らす事にもなる。(ハンカチやぞうきんを洗濯する際のエネルギーは、ここでは無視する。)(製造+廃棄)
紙1kgあたりを製造する際に排出される二酸化炭素量は、0.839kg(資料12)。
紙を廃棄することで1kg当たり1.61kgの二酸化炭素が排出される(資料11)。
これらのことから
0.65g/枚×7枚×(0.839+1.61)=11g
14 いらない紙をメモ用紙として使った。(15g)
1枚3gの紙の裏側を、1日2枚メモ用紙として使用する場合で考える。
紙1kgあたりを製造する際に排出される二酸化炭素量は、0.839kg(資料12)。
紙を廃棄することで1kg当たり1.61kgの二酸化炭素が排出される(資料11)。
これらのことから
3g/枚×2枚×(0.839+1.61) = 15g
15 風呂の残り湯を洗濯に使った。(16g・1年で3740円の節約)
風呂の残り湯を45リットル洗濯に使う場合を考える。
1m3の水道水を作る際に排出される二酸化炭素量は、0.36kg(資料10)であるから、
0.045m3×0.36kg/m3=16g
(年間節約金額 0.045?×365日×228円/?=3740円)
16 シャンプーや台所用洗剤などは、使いすぎず適量使った。(48グラム)
シャンプー3mlを使いすぎた場合を考える。
シャンプー4.5mlを流した場合、魚がすめる水にするにはバスタブ0.67杯分(201l)の水が必要。(資料13)
シャンプー3mlでは、0.134m3の水が必要。
1m3の水道水を作る際に排出される二酸化炭素量は、0.36kg(資料10)であるから、
0.134m3 ×0.36kg/m3=48g
17 ご飯やおかずを、残さず食べた。(9g)
日本人1人1日あたりの平均食べ残し量は、平成18年度データで0.0111kg(資料14)。
ごみ1kgあたりを焼却する際に排出される二酸化炭素量は、0.84kg(資料10 ただし、旧版データを使用)。
0.0111kg ×0.84kg/ごみ1kg=9g
18 自動車やバイクを使わずに、徒歩・自転車・バス・電車を利用した。(397g・1年で6110円の節約=徒歩の場合)
往復2kmの移動を、徒歩や自転車、公共交通機関にした場合で考える。
乗用車の燃費の平均値11.7km/L(資料4)、ガソリン1リットル当たりの二酸化炭素排出量2.32kg(資料6から算出)から
2km÷11.7km/L ×2.32kg/L=397g
(年間節約金額(徒歩の場合) 0.171L/日×250日×142.9円/L=6110円)
19 駐車や停車をするときは、できるだけアイドリングストップした。(151g・1年で2320円の節約)
5分間アイドリングしなかった場合、ガソリン 0.065リットルの省エネ(資料4)、ガソリン1リットル当たりの二酸化炭素排出量2.32kgから
0.065L×2.32kg/L=151g
(年間節約金額 0.065L/日 ×250日×142.9円/L=2320円)
20 自動車を運転するときは、急発進や急加速をしないでエコドライブを心がけた。(260g・1年で4000円の節約)
急発進・急加速を1日当たり4回やめた場合、1回当たりガソリン0.028リットル
の省エネ(資料4)、ガソリン1リットル当たりの二酸化炭素排出量2.32kgから
0.028L×4回×2.32kg/L=260g
(年間節約金額 0.112L/日 ×250日×142.9円/L=4000円)
資料1 財団法人省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」
資料2 東京電力株式会社 「サステナビリティレポート2007」
資料3 財団法人省エネルギーセンター 「平成17年度 待機時消費電力調査報告書」
資料4 財団法人省エネルギーセンター「ライフスタイルチェック25」
資料5 東京ガス株式会社 「私のエネルギースタイル ウルトラ省エネブック」
資料6 環境省 「算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」
資料7
大地を守る会「フードマイレージ(採れた所から食べる所までの輸送距離)削減マニュアル」(環境省 平成17年度地域協同実施排出抑制対策推進モデル事業)
資料8 社団法人プラスチック処理促進協会 「樹脂加工におけるインベントリデータ調査報告書」
資料9 環境省「平成19年度 環境/資源循環型社会白書」
資料10 環境省発表資料「家庭からの二酸化炭素排出量算定用 排出係数一覧」全国地球温暖化防止活動推進センターホームページ
資料11 全国地球温暖化防止活動推進センター 「身近な地球温暖化対策 家庭でできる10の取り組み」及び同積算資料
資料12 日本製紙連合会「第10回(2007年度)環境に関する自主行動計画(温暖化)フォローアップ調査結果」
資料13 環境省 「生活排水読本」
資料14 農林水産省「平成17年度 食品ロス統計調査報告」
節約金額の積算は次の数値を使用しています。
ガス 東京ガス平成20年4月〜5月従量料金 料金表B 129.17円
電気 東京電力 第2段階料金 21.04円
ガソリン 石油情報センター 埼玉県内レギュラーガソリン市場価格
06/04〜07/03 平均142.9円
水道 (社)日本電機工業会 新水道料金・下水道使用量 228円